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竹村佳子+田村綠 青森堤小学校 [声楽]

竹村さんはおんかつ第1期生。最初の頃は色々なことがあって苦労もしたので、何となく同士の意識があるのである。昨年の夏に久しぶりに聴いて,音楽がとても聴き手に開いていたので良い形でアウトリーチが出来るのではないか,と思ったのだけれど、今回彼女の明るさとか前向きな姿勢とかが活かせるような形になって良かったと思う。
彼女の出身校の堤小学校でのアウトリーチ。6年生一クラスだが、予想よりも引っ込み思案でなく良い雰囲気で終われたとおもう。写真は、アンコールの拍手があんまりあったので予定外にやった野ばらの写真(子どもが鑑賞でCDを聞いたと言う曲だったらしい)。

堤小6年2.jpg
2011年8月31日(水)
竹村佳子(ソプラノ)田村綠(ピアノ) 
青森市堤小学校6年1組34人

先生挨拶~呼び込み
M1 オーソレミオ
(竹村)こんにちは、堤小学校6年1組の皆さん(こんにちは)、元気ですか、今日は私たちの大好きな音楽を一緒に楽しもうと思ってきました。私はソプラノの竹村佳子です、
(田村)東京から来ました田村綠です。
みんながニコニコして聴いてくれたのでとても嬉しいです。歌手は大きな声なのでうるさいと思われたりすることもあって耳を塞ぐ人がいたりするけれど今日はニコニコでよかった。
大きくてきれいな声を出すのにも秘密がある。今日はそれを話してみたいと思います。大きく音を響かせるのに一番大切なことは呼吸です。息を吸ったり出したりする。私は歌手だから身体が楽器です。身体の中に上手く息を入れて、それを上手に使って響かせて大きな音を出します。私だって小さいころはそんなに大きな声は出なかった。ちょっと呼吸法をやってみよう。では吸って,はい少しずつ,スーっと出して行って<田村さんが数える>10秒でもなかなか良いタイムですが、では、もう一曲歌うので、私がどういう風に身体を使っているか、息をしているかとかをよく視て聴いてください。
M2 カロミオベン
どうだった?(大きな口を開けてた) そう、公害という暑いものを食べると皮がむけてしまうあたりを上に上げる。(手を使っている)歌うのもお芝居なので気持ちが乗ると色々動きが出ます。(息継ぎが少ない)そう、その秘密を教えようと思ってきた。ではこれを見て・・<身体の図>息を吸うと肺が拡がる。腕を組んでみて、その腕のあたりに横隔膜という薄い筋肉がある。肺に空気を入れると、この幕は下に下がってお腹の内臓を押すのでお腹が張る。私は偉そうに歌っているのは横隔膜を下にいるままにしようとしながら歌っているから。横隔膜も筋肉なので鍛えると強くなる、それで声も良くなっていく。
でもその前に吸い方。息を吸うのは肩を上げて吸わないで、たとえば良い香りをかぐように吸うと自然に息が入る。ではイメージして、すっと吸って、少しづつ出してみよう<スー>はい、ちょっとしたイメージで声が変わっています。これが声の秘密。次にピアノのひみつを田村さんに・・
(田村)ピアノの音が出るのもたくさんの秘密がある。今日はそれを知ってピアノ博士になってもらおうとおもいます。まず、いつもと様子が違う?(ふたがない)そう蓋をはずしてあります。蓋はどこ?(そこ)そうここに置いてある。今日はピアノの周りに集まってみてもらおうと思うので、背の低い人から,斜めに詰めてたってください。はい移動。
<子どもをピアノ周りに集めて、部品→カットモデル→紙→ハンマーと羊の毛→駒→オルゴール・・・と説明する>では響板の響が一番感じられるのは?(下)。では順番に歩きながら下にもぐって、上に触ってください。柱があるけれどそれは響棒という(凶暴?)
M3 軍隊ポロネーズ(ショパン)
響板に触れた人(みんな)どうだった(震えてた)。
ピアノは鍵盤をたたけば音が出るし、猫が乗っかっても音が出るけれども、それはこういういろいろな仕組みで出来るのです。復習しましょう。部品は(8000個)、ハンマーは何の毛でできてる?(羊)。魔法の板は(響板)そう、帰ったら家の人に話してみてください。
(竹村)次に歌う曲は多分3年の頃に習ったと思うけれど、金子みすゞさんが書いた詩に、夏の想い出を作った中田喜直さんがメロディを付けた曲。誰かに詩を読んでもらってよーく言葉を考えながら聴いて欲しい。誰か呼んでくれる人<二人選ぶ>
では、読むときは立って読んだら座る、終わったら一緒におじぎ。
M4 こだまでしょうか
M5 私と小鳥と鈴と
実は私の秘密。私はこの学校の卒業生(えー)5年の時に合唱をやってその後に中学校でも合唱をやってた。それで歌が好きになって、高校に行き、東京の大学に行った。そのときにオペラというものをみてビックリした。きれいな服を着て、舞台に色々なものがあって、70人とかのオーケストラの中で歌えるなんて・・。それでオペラの本場といえばイタリアだったのでイタリアに行って勉強した。そのとき私のあこがれの人がいて、みんなもサッカー選手とかでいるでしょう、フレーニさんという歌い手。彼女の追っかけのように見に行った。ボローニャで聴いたときにすごくて鳥肌が立って涙が出たたことがあって、そのときやってたオペラの中から歌います。歌詞の意味は・・・・・・
M6 アドリアーナ・ルクルブールから 私は卑しい芸術のしもべです
ありがとうございました。最後にみんなと一緒に歌いたいと思います。何年かぶりにここの校歌。ではみんな立って・・・
M7 校歌<みんなと一緒に、歌いながら子どもの後ろまで回る>

アンコール   野ばら(ウェルナー)

終了

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