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伊藤麻衣子、麻植理恵子、木場大輔さんのアウトリーチプラン [打楽器、邦楽そのほか]

木場さんは胡弓の奏者。呼吸は初めてだ。音量はそれほどあるわけではないが、哀愁のある音色が魅力的。越中八尾のおわら節が胡弓を持って街を歩くのが有名だけれど、この曲で入場した。もう一つのこのグループの特徴は17絃箏のソロ楽器としての魅力に取り組んでいることかな。最後の17絃のためのデュオの曲など迫力満点。
20120928千葉伊藤+麻植.jpg

2012年9月28 日  第4時限
伊藤麻衣子、麻植理恵子、木場大輔  

※ モニターを使用して字や絵などの上布を入れた

先生 呼び込み
木場さんが胡弓を弾きながら登場。途中で伊藤、麻植はいる
M1 越中おはら節(木場アレンジ)
I 花見川第2中学校2年B組のみなさんおはようございます(おはようございます)元気ないな,もう一回、おはようございます(おはようございます)
私は箏を弾く伊藤麻衣子と言います.胡弓の伊藤大輔さん、17絃箏の麻植さんの3人で演奏していきたいと思います。今日は和の響きを感じてもらいたいとおもって関西からやってきました。
最初の曲は風の夢越中おわら幻想という曲。富山県に風の盆と呼ばれる幻想的な祭りがあるけれどしっている?(・・・)知らない人(半分くらい)手を上げるのがめんどうな人(ざわざわ)。正直で良いね。富山県の八尾という所で胡弓が活躍するお祭りで、毎年9月の初めに歌と三味線と胡弓で踊りながら一晩中まちを練り歩く。
次はみんなの住んでいる千葉県に関係ある曲。木更津に証城寺というお寺があって、そこにたぬき囃子というのが有名。ではお話つきで聴いてください。<麻植読み始める>
M2 証城寺のスケルツォ(江戸信吾)(3人) ※木場さんがさらに編曲
O たぬき囃子を聴いて頂きました。知ってた人(手が上がる)よかった。では次に行きたいと思うのですが、今伊藤さんがやっているのは調弦といって音を合わせる、箏は箏柱を動かして曲ごとに音を調整する。
ではここで木場さんに胡弓の話をしてもらいます
K 私の弾いている胡弓という楽器は江戸時代からある楽器で和楽器では唯一弓でこすって音を出す楽器です。このふさふさしている弓の毛は馬のしっぽの毛で出来ている。これから弾くのは胡弓と箏の2重奏で千鳥の曲、千鳥って知っていますか? 千葉にもいると思うけれど海辺にいるかわいい鳥(写真)スズメよりちょっと大きいくらい。曲には千鳥が波に戯れていたり、波が押し寄せてきたり、群れて鳴いていたりというのが出てくる。
いろいろな弾き方が出てくるが、私が気に入っているのは和音で、天から光りがさしこんできたり、波が押し寄せてきたりするかんじがする。あとは掛け合いの部分での波と千鳥の様子などが気に入っている。そんなことを聞いてもらいたいと思ってこの曲を選んだ。では千鳥の曲
20120928千葉木場大輔.jpg
M3 千鳥の曲(木場、伊藤)
O めちゃ嬉しいのはみんなが終わったあとの時間少し聞いていてくれたこと。邦楽器は余韻を楽しむ楽器なので、それを感じて欲しいから終わったあとの時間がとても嬉しかった。どうでしたか?千鳥の様子とかを感じていただけたでしょうか。感じた人(すこし)。うーん。
次に17絃と箏の曲を弾きますが、2つの楽器の個性を聞いてもらいます<箏、17絃それぞれ音を出す>。私は17絃の音の余韻が好きなので大阪から持って来た、次に宮城道雄さんが大正時代に書いた瀬音という曲。彼は17絃を作った人で開発した直後にこれを書いた。彼は目が見えなかったので耳を澄ませていろいろな音を聴いていたと思う。みんなの気づかないような音とか自然や生活のなかの音を大事にして生活していたのではないかと思っていて、曲のなかには僕にはこう聞こえたと言うことや、音のエッセンス、自然や心の中のことが書いてあると思う。彼は演奏家としても優れていたので面白いし、わかりやすいと思う。瀬音は川の音を聴いて書いた曲なので早いのではないかとかゆったりしているなと思いながら弾いている部分もある。どんな流れなのか、どんな風に聴いたかを思いながら聴いてください。
M4 瀬音
K 瀬音、どんな流れが思い浮かんだでしょうか。
次は胡弓と17絃の曲を。胡弓だけど今日は2つ持って来た。どう違うでしょうか?<見せる>(柱が3本と4本)そう、糸巻きがこっちは4本ある。これは4絃胡弓といって私が特別に頼んで作ってもらった。<I 木場モデル>いろいろ弾いていてもう一本低い絃が欲しいとおもった。宮城道雄が低い音を欲しくて17絃を作ったように自分なりに考えて出した答えがこれ。弾いてみる<弾く>今までよりもより迫力が作れると思う。
この歴史の新しい楽器で光と影という曲を弾こうと思います
O ちょっとまだ調弦が出来てないので,調弦しながら話すけれど、私は調弦が好きで,調弦していると何かほっとする。弾く前のこれが一番好きかもしれない
今日これから弾く2曲は同じ作曲者が同じモチーフを使って作曲されている。モチーフというのは曲のテーマのようなものなんだけれど、それを聞いてもらいたいと思います。
<モチーフを弾く> 楽器の組み合わせが違うと響きが全然違う。楽器の特性も出てくると思うし、私たちは弾くのがとても好きだと思いながら弾いているので,その気持ちが赤ってくれると嬉しい。
M5 光と影 (木場、麻植)
I  光と影でした。麻植さんが行ったテーマは見つけることは出来ましたか?。出来た人(数人)次に引く絃歌という曲は17絃2本、せっかく2本持って来たのでということと、私が元気になれる曲
この編成は珍しい。私は私は13絃も17限ももっと多い25絃も好きでやっている。私にとって絃は元気スイッチみたいなものかもしれません。では愛護の曲絃歌をきいてください
M6 絃歌
I モチーフは見つけられたかな? それぞれの響きをテーマに演奏させていただきました。弾いてみたいなという人は12月1日に(以下WSの宣伝)
先生
お礼の言葉
終了


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