SSブログ

アンサンブル・ミクストの中学校もしくは充実 [管楽器アンサンブル]

アンサンブル・ミクストは種子島の中種子町と天草の隣の長島町で合計12回のアウトリーチを2週にわたって行った。かなり体力的には大変だったと思うけれども、少しずつ自分で考え、ヴァージョンアップしていく姿には心打たれるものがあった。この長島中学校は長島町の折り返し点でのアウトリーチ、この日あたりから特にそれぞれの工夫が目に見えて良くなってきたターニングポイントの回でもある。
子どもたちがコンサートに多く来てくれたことからも楽しかった様子が覗える。
IMG_2054.jpg

2012年12月13日 
鹿児島県長島町長島中学校;川床中学校2年生 43名
アンサンブル・ミクスト(木管5重奏)
  梶川真歩(Ka)、小花恭佳(Ko)、嵯峨郁恵(S)、尾上昌弘(O)、中田小弥香(N)

先生 呼び込み
入場(子どもの周りを囲むように5カ所で)
M1 サウンドオブミュージック から (Sound of Music、私の好きなもの、ドレミの歌)
S 長島中学校の皆さんこんにちは(こんにちは)初めまして、私たちは木管5重奏団アンサンブル・ミクストといいます。今日は東京から飛行機に乗ってやってきました。東京で活動しているアンサンブルです。長島中の人は?(手が上がる)じゃあ川床中のひと(手があがらない)、あれ恥ずかしいかな?。肩の力を抜いて楽しんでください。まず自己紹介から。<フルートから順番に自己紹介>
はいこの中で吹奏楽部の人達は?(10人くらい)ここに5つの楽器があります。見たことのあるものもないものもあると思うけれど、5つの楽器がどんなことをしているか話していきたい。では梶川さんお願いします。
Ka はい、運動部の人はいる?私たちは5人とも吹奏楽で始めて今プロとしてやっているけれども、吹奏楽は運動部と似ていて,トレーニングを指とか身体を動かすとかしている。毎日12時くらいまで練習したりしている。
ファゴット、ホルン、クラリネット、オーボエ、フルートと並んでいます。この5つの楽器鳴らし方が違う。まずはファゴット
N これは長くて、ここからずっと下に行って曲がっているので、大体2メートル60センチくらいある。重さも3キロくらい。ここにリードがついていて,葦というtけのような植物を手作りで薄く削って2枚をつけて吹く。柔らかい音。この音が好きで吹いている。
M アメージンググレースのフレーズ
Ka 次は隣でなくこちらオーボエ。
Ko 同じようにリードを使った楽器。私も2枚のリードで吹くけれどこっちのほうが小さい。<比べる> 音も比べよう<オーボエ><ファゴット>私もリードは自分で削っていて、削っている時間の方が練習時間よりも長いくらい。吹いてみる
Mたき火
O次はこれ、クラリネット。オーボエと似ている楽器。でもちょっと違う。これもリードがついている。どこに?(裏)。そうこのリードは一枚<見せる>これだと一枚だから振動できない、だからマウスピースというものにつけて・・<吹く>と音がする。今日はもう一本持って来た。似てるけれどちがう(長さ)創、長さが違う、長さが違うと・・・(低くなる)そう、フルートでドレミを吹く<一緒に吹く>。こっちの方だと<吹く、合わない>
音が違う。こっちはA管、こっちはB管という。
S 次はホルン。これは金管楽器だからリードはついていない。でもどこかが震えている(マウスピース)ちがう身体の一部(唇)そうこういう風に音を出す。添えrをマウスピースの中で吹くと<吹く>こういう音になる。ホルンは長さを伸ばすと大体3-4メートルある。この楽器は2種類のがついているので7-8メートル。モーツアルトの有名な曲を吹く
M モーツアルトの協奏曲冒頭
Ka 最後にフルート。これはどこが振動する? フルートは楽器に振動するところはなく、空気が振動する。この穴に息を半分入れると帰ってきた空気とぶつかって音になる。窓の隙間があると鳴ったりするのと同じ原理
M
この5つの楽器で演奏することを木管5重奏という。大きな楽器から順番に並んでいるけれど、高さを比べてみよう。<下から吹いていく> このように低い音や高い音がある。次にニーノロータが書いた小さな音楽の捧げ物、という曲を演奏するのでt\ゆびの使い方とか音とかを良く聴いてもらえると良いなと思います。
M2 ニーノ・ロータ:
O ありがとう。さっきサウンドオブミュージックが始まって,なんだこりゃと思ったかもしれないけれど楽器のことを知ると少し印象が変わったと思う。ここで私たちのグループの名前を思い出してみよう。読める?。アンサンブルミクスト。ミクストというのは?(混ぜる)、そう、いろいろな種類の絵の具を混ぜる。みんなは絵を描くとき水色がなかったら?(青と白),ピンクは?(赤と白)・・・そういう感じで混ぜていろいろな音を作ろうというところからつけた名前。ではアンサンブルは?聞いたことある人?(全員)どういう意味?(・・・)。校歌って歌うよね。これを一人で歌うとアンサンブルではない。みんなで歌うとアンサンブル。アンサンブルは一緒に・・という意味。でも一緒にだけじゃ面白くない。5本の楽器は違った音を出す。たとえば木にたとえると、Fgは根っこで,ホルンが幹、江田があって葉っぱがあって花が咲く。全部ないとつまらない。ではまず根っこだけ聞いてみる。
M 主よ・・・の冒頭をファゴットから順々に入っていく。
という感じです。どうですか良い感じの気になったかな? それぞれが重要で役割をしないと完成しない。そういうのがアンサンブル。ではバッハの主よ・・・それぞれがどんな動きをして重なっていくかを聞いてみてください。
M3 主よひとの望みの喜びよ
Ko アンサンブルはちょっと違って聞こえてくれたかなと思います。私は大好きなんですけれど、木管は5つの違う楽器なので出だしを揃えたり音程を揃えるのが難しいのです。フルートはすぐに音が出るけれど、ホルンとかはすぐに出ない。それが揃ったときの達成感が好きです。
さて、みんなは映画とかドラマは好きですか? 物語に音楽がついた曲をやりたいと思います。悲しいときにはゆっくりな、アクションシーンでは激しい曲がある。役の人のテーマの曲があったりする。これから演奏するのはバレエ音楽、バレーではなくバレエ。今日は朗読と一緒にします。○○先生に朗読をお願いしました。
M4 くるみ割り人形から 行進曲とロシアの踊り ※朗読付き
N どうもありがとう。この続きとか詳しい話は土曜日にコンサートで行います。いろいろなお話があったけれどどうだったでしょうか。今の曲だけでも感じられるものがあったと思う。
今日は楽器の違いとかアンサンブルについて話してきました。私も根っこの立場としてはメンバーの誰にも良いトスやパスを出してやろうと思って演奏している。でも逆に私がメロディを演奏することもあって、そのときは支えてもらう。
次の曲はみんな好きなように聴いてください。楽器の音に注目しても良いし、お話をつけてみても良い、ハンガリーはヨーロッパの一つの地域、3つの場面がある。ファルカッシュの古いハンガリーの舞曲です。
M5 ファルカシュ:古いハンガリーの舞曲(1,4,5)
N どうもありがとうございました。音楽を楽しいなと思ったり好きになってくれると嬉しいです。

先生 感想を聞く
お礼の言葉
今日はアンサンブルをみんなでしてないので最後に一緒にやりたいと思います。ガッシュと一緒にビリーブ。
  M(アンコール) ビリーブ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。