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長崎、6期目のアーチスト 古賀久美子さん(クラリネット)第1回目 [管楽器]

クラリネットの古賀さんは福岡生まれで今は長崎に住んでいる(春日の宅配便事業?にも登録しているとのこと)。これだけ弾けるひとが5,6年長崎にいてあんまり活動していなかったのが不思議だけれど、これを機会に演奏機会を拡げていってほしい。こうやってメモにしてみると色々と整理できていない部分もあるけれど、慣れていないので余裕がないのはみんな通ってきた道。これから2年間で何かを見いだしてくれると嬉しいのだけれど。
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2013年5月29日  10:30-11:15
長崎市出島病院 約30名
古賀久美子(Cl)二羽正行(Pf)  

司会(婦長)呼び込み
入場
M1 愛の挨拶
皆さんおはようございます。私はクラリネットの古賀久美子です。今日はここに来るのを楽しみにしてきました。皆さんの中にも演奏会に行けない人もいると思いますが、クラリネットの魅力を知ってもらって楽しんでください。ピアノは二羽正行さんです。
今の曲は愛の挨拶。皆さんに愛を込めて演奏しました。この曲を作ったエルガーは愛妻家として知られていて、この曲も奥さんのために書いた曲です。
次はモーツアルトのクラリネット協奏曲。これはクラリネットの名曲中の名曲。モーツアルトは34歳でなくなるのですがその最晩年に作ったで、演奏する第2楽章はその中でも特別。安らぎと穏やかさがある。
今日はクラリネットを2本持ってきていて、さっき弾いたのをB管といいますが少し長いA管を使います。なぜかというと、深くて柔らかな音がするのでモーツアルトがこっちを好んだといわれているから。モーツアルトの癒やし、α波、想像力を働かせる効果があるといわれている。
M2 モーツアルト:クラリネット協奏曲 第2楽章
癒やされたような気分になってでしょうか。もう一曲モーツアルト。モーツアルトは神童、神の子といわれていた。35歳で死んでいるが死因はいろいろといわれている。彼は6歳から25歳まであちらこちらに旅行していた。当時は車もないので馬車で、道も石畳やがたがたの道を旅行したので振動、だった?それも原因だという説がある。
次のロンドは、このフレーズ(ピアノで弾く)どこかで聞いてます?(うなずく)そう、テレビの黄金伝説のなかで料理をしているときの曲。二羽さんなにかあります?
(二羽)モーツアルトはさっき弾いたように音符が少ない。習字の先生がひらがなと漢字、ひらがなは簡単なようでも上手に見せるのは難しい、といっていたが、モーツアルトはひらがなだとおもう。古賀さんとこういう曲をするのは私も楽しみ。
M3 モーツアルト:ディベルティメントから ロンド
次はクラリネットという楽器の魅力を知ってもらいたい、次の曲では楽器が変わっていくので耳だけでなく目も使ってみてください。
M4 インマークライナー
クラリネットはいくつもの部品に分かれている。インマークライナーというのはドイツ語でだんだん小さくという意味。楽器のこのマウスピースの部分はさらにアイスのヘラのようなのがついている。なめているのは湿らせるためで味はない。この隙間に息を入れて振動させる。このクラリネットは音域が広いといわれていて、ちょっと聞いてみて。
<低音から最高音まで>
クラリネットといえば・・・この曲。フランス民謡でクラリネットを壊しちゃった。この曲を吹くと時々本当に楽器がおかしくなる。
M5 クラリネットを壊しちゃった
最後は壊れたようになったけれど、こんなコミカルな音とか色々な音色の音が出ます。
ここでみんなの知っている日本の歌
M6 日本の歌3曲(ふるさとほか)
最後に乙女の祈りですが、この曲は元々はピアノの曲です。
じつは何年か前にCDを作ったときに最後に一曲分の時間が残って、それでこの曲を入れた。じつは、私の母が65歳になったときに、昔やっていたピアノを始めて、大好きなこの曲を弾こうとした。でもなかなか手が動かない。それなら私が演奏するといってアレンジをしてもらった。乙女の祈り。途中で別の曲が入っている。それも聴いてくれるとうれしいです
M7 乙女の祈り
何が入っていたかわかりましたか(アヴェマリア)
そうです、ありがとう。

司会
ありがとうございました。よければもう一曲
M アンコール 見上げてごらん夜の星を

終了


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NPO法人オーケストラ創造 坂本 

突然失礼いたします。
熊本にプロのオーケストラを創る活動をしていますNPO法人オーケストラ創造と申します。9月9日に熊本で室内楽の素敵なコンサートを行います。
よろしければ、下にあります案内をご一読いただけると幸いに存じます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「これは美しい夢のようなコンサート!」
     -リチャード・ストルツマンー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
クラリネットの巨匠ストルツマンと、
才能あふれる若きウェールズ弦楽四重奏団によるクラシック室内楽の至宝!!
モーツァルト/クラリネット五重奏曲
ブラームス/クラリネット五重奏曲
2014年9月9日(火) 19時~
くまもと森都心プラザホール(熊本駅前)
 このモーツァルトとブラームスのふたつのクラリネット五重奏曲は、それぞれがクラシック音楽の数多い名作の中でも最高傑作に属する名作です。この2曲を知っているということで、人生の宝が増えると言うことができるでしょう。
 そして演奏するのが、リチャード・ストルツマンとウェールズ弦楽四重奏団。
 巨匠と才能あふれる若者との共演で、新しい命を吹き込まれた名作は、私たちに最高の音楽体験を与えてくれるに違いありません。
 ストルツマン氏とウェールズ弦楽四重奏団の横溝耕一氏からのメッセージです。
===
“This is a beautiful dream concert: the pinnacle of the vision had by Mozart and Brahms quintet of clarinet and string quartet. Together The Verus Quartet and I will explore the genius of two centuries.”
     ―Richard Stoltzman-
「これは美しい夢のようなコンサート!
クラリネットと弦楽四重奏のために書かれた、モーツァルトとブラームスの頂点です。
ウェールズ弦楽四重奏団と私は、ふたつの世紀の天才たちの世界を探検します。」
     -リチャード・ストルツマン―
===
「学生の頃に繰り返し聴いた、我らが師である東京クヮルテットのCD。
その中で出会ったリチャード・ストルツマン。
何度も聴いたこれらの2曲を熊本で共演出来る日が来るとは!!
幸せな夜になる。」
  ―ウェールズ弦楽四重奏団 横溝耕一-
===
全席指定 6000円  学生半額 3000円(限定30枚)
チケット専用電話 080-4311-5795

by NPO法人オーケストラ創造 坂本  (2014-08-24 16:06) 

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