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広島、志鷹美紗(ピアノ)さんのアウトリーチ [ピアノ]

志鷹美紗さんは桐朋を出て今ベルリンに留学している。ちょうど先生が日本に来ていてしばらく見て貰えないので帰国していると言っていた。ちょうど大学も休みでもあるね。比較的力のあるピアニストだと思うけれども、アウトリーチもやってみたいと思っていてこの講座を受けたと言っていた。呉から熱心に通ってきていた。

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2010年9月8日(木) 4時間目
志鷹美紗(ピアノ)
船越小学校5年2組 約30名

先生の話し
入場
M1 ショパン:ワルツ第5番
こんにちは(こんにちは)
私は今ドイツでピアノの勉強をしている志鷹美紗と言います。響はみんなと一緒に音楽を楽しみたい。
今の曲は誰が作ったと思います?(ベートーヴェン、バッハ、モーツアルト・・・)じゃあこんな曲は聴いたことあるかな<子犬のワルツの冒頭> (・・・)
この曲はショパンの子犬のワルツ。これはワルツの第6番。
ところで、みんなは何歳?(10,11・・)。ショパンは今生きていたら何歳だと思います?(100歳、1000歳・・・)ちょうど200歳になる。1810年にドイツの隣の国のポーランドで生まれた。今年は200年と言うことでおめでたい年である
次にドイツで生まれたシューマン。彼も今年200歳になる。同級生でもあり仲の良い人だった。そのシューマンにアラベスクという曲がある。唐草模様。アラベスクって何だろう?これは家のおばあちゃんのタンスから持ってきた<唐草模様の風呂敷>。日本の風呂敷でこれは日本の唐草模様。それからこっちの写真はインドのタージマハールの唐草模様。じゃあこれは?これはシューマンが書いた唐草模様。音符で書いた唐草模様。
シューマンはこのように音符を使って遊ぶのが好きだった。くるくるとしたメロディ<弾く>が絡まって音楽になってゆく。この唐草模様が聞こえると思う。
M2 シューマン:アラベスク
ここからはピアノがどのように音を出し鳴るのかをみんなに知ってもらいたいと思います。
ピアノの模型をヤマハから借りてきた。これは鍵盤一本分。これが鍵盤。もう一つも同じで、立てに弦が張ってある。どんな動きをするか見ていてください<たたく>
ピアノは鍵盤を押さえるとハンマーとダンパーが上がって弦を売って音が出る。この部屋のピアノはどっち?右だと思う人?左?そう、もう一つはあっプアライトですね。
打つ言っても、たとえばこういう曲<モシュコフスキーの火花を弾く>を弾きたいとき、小さくて早い。こういう音で弾きたいときにどっちが弾きやすいか、やってみたい人?
<何人か、小さく早く連打をたたく>どっちが打ちやすかったかな
ピアニストにとってはタッチが違ってグランドピアノの方が弾きやすい。
次にみんなピアノの中を見て貰いたい。(集まる)
模型はこうやってピアノの中に入っていて弦をたたく。でもピアノはここにある響板というのが一番大事なもの。このオルゴールで実験してみる<実験>
ではここで一曲
M3 トッカータ
みんなは夢を持っていますか。聞いてみようかな?(サッカー、野球・・・)私はピアニストになりたいというのが夢だった。だからベルリンで勉強をしている。言葉も食べ物も違うし、寒いしで大変だったけれど、大きな夢を持っていたので、このくらいの夢が叶った。
だからみんなにも大きな夢を持って貰いたい。私が11歳の頃は算数が苦手で塾に行っていた。中学校では吹奏楽でホルンを吹いていた。中2の時にウクライナに行ってほろビッツ記念のコンクールに出た。そのときの大きな空tか地平線の見える大地とかも印象的だったけれど、世界各地から集まってくる人たちとであって本格的に勉強をする気になった。
ショパンもポーランドから作曲家になろうとしてパリに行ってこのバラードを書いた。バラードは物語という意味がある。この曲を弾いているとそんなことを感じます。みんなも11年分の物語を思いながら聞いてくください
M4 バラード1番
お礼の言葉
終了

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