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中川賢一ピアノソロのアウトリーチ [ピアノ]

一ヶ月ぶりの更新。1月は実は10件強のアウトリーチがあってそれらのメモも残っているのだけれどなかなか文章化できない。強のステージラボの中川君のは良くできているので優先して載せる。他のも順々にのつもり(2,3月は少ないので・・・)

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2011年2月2日(水) 10:40-11:35
中川賢一  奈良市椿井小学校 5年生

先生の話し~拍手
演奏家入場
M1 ムソルグスキー:プロムナード
椿井小学校5年生の皆さん、おはようございます
今の曲、聞いたことある人(全員)どこで聞いたかな?、テレビとか映画とかで聞いたことがあると思います。ムソルグスキーの展覧会の絵という組曲、組曲は小さな曲がたくさんある。ムソルグスキー、言ってみよう。<白鳥の湖の一節を引く>これは知ってる?チャイコフスキー、大体同じころの人。
次にドビュッシー、これも言ってみようか(ドビュッシー)彼が作ったアラベスクと言う曲。アラビア風という意味だけれど、100年くらい前にはアラビア風というのは、今蛇が壷から出てくるような感じではなくて、絨毯,カーペットのモコモコとした模様の感じを曲にした。では自分の聞きたい場所で聞いて良いよ。そばでもどこでも良い(子供動く)
M2 ドビュッシー:アラベスク
聞いたことある人?(少し)お、習ってたかな?
次は同じ人の書いた月の光、池があって水に月の形が写っている。風が吹くとどうなら?(ゆれる)そう揺れる。それでまた風がおさまる。と言うような様子をイメージする。夜だからちょっと暗くしてやってみようか。<カーテンを閉め、明かりを消して、ピアノに照明>では、目をつぶって聞いてみよう。
M3 ドビュッシー:月の光
クラシックは,静かなところが好き。みんなと一緒にその中にいると嬉しい。そのように宇一緒に作っていくものだと思う。
ではみんな戻って、次にピアノの話をしたい。
そのためにある物を持ってきた・・・
 <カットモデル(シーソー、てこの原理)→調律さんが鍵盤を弾き出す→机においてみる>
ではみんなそばに来てハンマーを触ってみよう
<ハンマーが上がるのを感じる> 鍵盤を戻す
では次にピアノのそばによって、この弦をたたく<マレット使用>と音が出る。弦が振動しているのを感じてみよう。弦の端の方にそっと指を置いて・・<たたく>(おお)
ピンポン玉でやってみる。
この弦の振動がこの木、これは駒という,これに伝わって下の板響板に伝わる。響板はどう言う役割をするか<マレットでたたく>。ではこれはなに?(オルゴール)そう、これで実験する。でも、ピアノのいろいろな場所に付けてみる。小さいけれどなっている。だからピアノはその全体から音が出ている。
ではここで、激しい曲を一曲弾く。プロコフィエフのピアノソナタ第7番。なんか難しそうだね.でも名前くらい覚えよう。プロコフィエフ(プロコフィアフ)では、ピアノのいろいろなところに触って響を感じながら聞いてください。
M4 プロコフィエフ:戦争ソナタ
では、ピンポン玉をたくさん入れてみる。<ピンポン玉200個を弦ではじかせる>
今度はみんなと一緒に作りたいと思って5人の人に宿題で絵を書いて貰った。<5枚の絵を描いた人を前に出す>では、笛を吹いたら最初の人が絵をあげる、次に吹いたら交代。<絵の練習>では、この絵を楽譜だと思って演奏したい。後ろに並んでやってみよう。
M5 絵を見ながら即興
構造を知って遊んで、一緒に作ってきた。最後に一緒に聞いて一緒に作る、ことをさっきの展覧会の絵の最後の曲「キエフの大門」でやりたい。ムソルグスキーは寂しい人で、オペラを書いたらそれが皇帝をやっつけるという話だったために友達がいなくなってしまった。その中で絵描きのハルトマンだけが判ってくれていたのだけれど、彼が病気で死んでしまった。そのあと、ハルトマンの展覧会が開かれた。彼はその絵を見て20日間で40分のこの曲を書いた。このキエフの門は、設計図もあったのだけれど結局採用されず無念の思いがあった。その絵だけが残されている。こういうように「想いで」は重要。
では、この曲も好きなところに来て聞いて・・・
M6 ムソルグスキー:キエフの大門

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終了

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