SSブログ

カルテットひかり 滋賀甲賀土山小学校のアウトリーチ [弦楽器アンサンブル]

滋賀のアウトリーチフォーラムのSQ団体はカルテットひかり(なかなかずごいネーミングだ)
関西の弦楽器奏者たちである。リーダー格なのは高知のセッションで高瀬真由子のセカンドを弾いていた栗山奈津さん。落ち着いている。それぞれが話の持ち分をきちんとやる様に構成を作っているので、4人の性格がそれぞれ話に出ていて面白い。

P5110122.jpg

2011年5月11日 9:40-10:25
カルテット ひかり(栗山奈津、佐藤友香、中田美穂、足立成礼) 
甲賀市土山 土山小学校 4年生

司会者挨拶~呼び込み
M1 アイネクライネナハトムジーク 第1楽章
(栗山)おはようございます(おはようございます)今日はコンサートとお話を楽しんでいって欲しいと思います。私たちはカルテットひかりといいます。自己紹介をします。
私はヴァイオリンの栗山奈津、みんなはなっちゃんと呼んでくれます。第2ヴァイオリンの佐藤友香さん、友香ちゃんです。ヴィオラは中田美穂さん、みほちゃんです。そして一番大きな楽器チェロを弾くのは足立成礼、セーラちゃんです。この4人で楽器の話とか弦楽四重奏の話、それからラヴェルの曲を聴いていって欲しい。
まずこの楽器は?(ヴァイオリン)見たことある?(ある)見てみよう<全員が前に出て楽器をそばで見せるようにする>。この4つの楽器はみんな弦楽器といいます。ここに4本の弦が張ってある、作り方はみんな同じ。弦が震えるとこの駒を通して木の箱に音が伝わる。ここは音の高さを変えるところ。ヴァイオリンとヴィオラはこのように首に挟んで弾くけれどチェロは大きいのでピンがついてる。これを床に刺して演奏する。
こっちは弓。この弦は?(馬のしっぽ)そう馬のしっぽ。大体200本くらい張ってある。これに松ヤニを付けて筆禍瑠幼にして弾くと弦が振動して音が出る。弦が震えているのが見える?(見える)木の箱に伝わると2000席のホールでも聞こえるような大きな音が出る。
じゃあまずヴァイオリンの音を聞いてみよう<弾く>どんな音?(高い、)そう高い音がする。じゃあ次にヴィオラは?何が違う?(色、大きさ)そう、大きさが違うのが大事なことで、そうすると?<弾く>少し低い音がする。じゃあチェロは<弾く>(低い)
次に弦楽四重奏について話す。
4人で弾く音楽を身体で表してみる。まずチェロ、低い音で全体を支えてくれる足の役割、それと音楽を運んでくれる役割がある。ヴィオラ?(おなか、・・・)腰の役割。ヴァイオリンは2本あるけれど第2ヴァイオリンは少し低い音を出す。身体で言うと上半身。上半身には何がある?大事な物(心臓)そう心臓がある。とっても大事。ファーストヴァイオリンはその上の顔の役割。
その事をちょっと音で確かめよう。まずチェロ<弾く、リズム>次にヴィオラ<ヴィオラはいる>次にセカンド<入る>最後にメロディを<弾く>
こういう風に、身体のように音楽をつくっている。今の曲はメヌエットといって踊りの曲。ステップをチェロが3拍子でつくっている。踊りの様子が見えてきたかな。
ではここで、アイネクライネナハトムジークの第2楽章、踊りの曲を弾く。そうyぞうりょくを働かせて聞いてください。
M2 アイネクライネナハトムジーク 第2楽章
(中田)ラベルという作曲家は大体100年くらい前にフランスで生まれた。どんな時代だったんだろう。その頃に書かれた絵を見てみよう<睡蓮>(川、薄い・・・)こんな消しきってみたことある?(ない)(葉っぱがある)
ヨーロッパとかの池の感じがする。池の横に立ったと思ってみよう。何が聞こえる?(蛙、河童、においは?(くさい、草のにおい)いつ頃だろう、朝かな昼かな
絵を見ていると今のように色々と想像できるね。絵を描く人は自分が感じていることをみんなに知って貰おうとして絵を描いた。(誰?)モネという人の絵です。似た絵が何枚もあって、色々と違う表情がしている。さて、ラヴェルは音楽の音で風景や心の動きなどを表した。まず第1楽章を弾く。みんなも絵を見ながら感じてみてください。途中、魚がはねたり,風が吹いてきたりする。
M3 ラヴェル:弦楽四重奏曲 第1楽章(途中まで)
(佐藤)どう?はじめて聞いた? ほかの曲とちょっと感じが違うでしょう。イメージが浮かんだかな?(寒気がした、・・・いろいろ)
タイトルはないのでどう聞いても構わない。みんな勝手に想像して良い。私たちは こんな感じに思っている<少し本当に>
ラヴェルはそのために色々と工夫をしている。たとえば指ではじく。ピチカートという(ギターや)これでダンスの様になる。次の楽章は楽しい雰囲気、途中で静かになるところがある。ここではこれを使う,何だろう。(わいわい)どこかに付けるのだけれど・・(弦のところ)そう、これを付けるとどうなる?(響かなくなる)やってみよう<比べる>
ラヴェルはちょっと遠いとか夢の中とか霧がかかったような感じを表現しようとした。それを創造しながら聞いてください
M4 ラヴェル:第2楽章(途中まで)
黒いのを付けたの判ったかな。さて3つめはゆっくりな曲だけれども今日は弾かない。第4楽章は拍子の話をする。いろいろな拍子があるのを知ってるかな。さっきのメヌエットは3拍子、歩くのは2拍子。でもこの曲には5拍子が使われている。スペインの踊りのリズム。みんなでやってみよう<5拍子の練習。だんだん早く>早いとはらはらどきどきした感じになるし、5の後で直ぐたたかないといけないから慌ただしい感じで緊迫感が出る。聞いて見て
M5 ラベル:終楽章
最後にみんなと一緒に校歌を歌って終わりにしたいと思います。
みんな立って・・・ちょっと背伸びをしよう・・
では一緒に歌いましょう
M6 土山小学校校歌
終了

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。