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いわき 常光今日子さんのアウトリーチ [弦楽器]

常光さんは現在は東京が多いようだけれども、いわき出身でいわきでよく見かけるヴァイオリニストである。
この事業を始めてからの取り組みも、一生懸命考えて良いものを作り、自分も楽しもうという姿勢が気持ちよい。

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2011年10月5日
常光今日子(Vn)市島紅音(Pf)
いわき市小玉小学校 3,4年生

先生挨拶~呼び込み~入場
こんにちは(こんにちは)お、元気ですね
私はヴィオリンを弾く常光今日子です、ピアノは市島紅音さんです。今日は二人で演奏します。
二人とも福島県出身です。私はいわきで中学生までいた。市島さんは郡山出高校までいました。ここは自然が多くて本当にすてきな学校ですね。本当に楽しみにしてきました。
今日はヴァイオリンのこと、愛の話しベートーヴェンのことなどを話していきたいと思います。
ヴァイオリンを近くで見たことのある人は?(数人)テレビとかでは?(多数)一曲目はエルガーという一が造った愛の挨拶。愛にあふれた曲。私がどう音に表している科を良く聴いてください。
M1 愛の挨拶
どう言う音がした?(高い)そう高い音、ヴァイオリンの音を聴いてもらったのでまずヴァイオリンがどうやって音を出すかを紹介したいと思います。
見ての通り、これは木で出来てます。弦が張ってあって4つの弦の音が全部違う。この弦が震えるとこの駒というものに伝わる。駒は弦を支えるやくっわりと音を伝える役割をしている。その先は、このヴァイオリンをここからばっさりと切ると、こんな絵になる<絵を見せる>音は箱のなかのバスバーに伝わる。これは中に拡げるのと弦の重さを支える役割をしている。それからここに棒が入っている。コンチュウ。虫ではなくて魂の柱と各。これがないと音が出なかったり楽器がばらばらになってしまったりする。裏板に振動を伝えて、その音がこのF字孔と言う穴から出てくる。これが音の鳴る仕組みです。
こっちは弓。この白いのは(馬のしっぽの毛)そうよく知っているね。この毛は顕微鏡で見るとぎざぎざ。それに引っかかって音になります。
次にヴァイオリンのいくつかの弾き方を教えますね。
1番目。指を押さえると音が変わるけれども、これを少しづつずらすと<やってみる>これをグリスランドといいます。
2番目。指を押さえるけれどそれを少し浮かせると<やる>笛のような音。これをフラジオレットといいます。
3番目は弓を使わないで指ではじくと<やってみせる>(ギターみたい)ピチカートと言います。(教科書に載ってる)
次の曲ではこの3つの弾き方を使って弾きます。モンティのチャールダッシュ。ジプシーの音楽で、どっしりした部分ととても早い部分とがあります。探しながら聴いてみてください。
M2 チャールダッシュ
3つとも見つけた人(全員)すごいね。
今度はこのヴァイオリンを弾いてみたい人いる?(たくさん手が上がる)ではじゃんけんで・・・<じゃんけんで二人決める>
  <体験>  どうだった?(難しい) はい拍手―
みんな初めて弾いたとおもうけれども、私が初めてヴァイオリンを弾いた話しを・・・
3歳の時私のお母さんは家でヴァイオリンを教えていた。いつも練習を見ていたら弾きたくなって、「弾きたい」と言ったらお母さんが絶対ダメと言って反対された。今になって聴くと、色々と苦労するから・・・と思ったらしいけれど、哀しくてずっと泣いていた。翌日も幼稚園から帰ってきて弾きたいと言ったらやはりダメだと言われてずっと泣いていた。おばあちゃんがそれを見て行ってくれtお母さんがおれて初めて弾けることになった。その頃は小さい楽器。今日は特別に初めて人の前で弾いた時のヴァイオリンを持ってきた。<ケースから出す>(ちっちゃい),弓もこんなに小さい(わいわい)これでもちゃんと弾ける本物のヴァイオリンです。では3歳の時に大勢の前で初めて弾いた曲を弾いてみる。
M3 きらきら星(1/16のヴァイオリンで)
どんな音がしたかな(変わらない)小さいだけで同じように造られた楽器です。
そこからずっと続けてきて、4年生の時に東京のコンクールに出てみないかと言われた。4-6年生が出るコンクールで、毎日泣きながら一生懸命に練習をした。これがそのときの楽譜<見せる>(おお)色々な注意とかで真っ黒になっている。コンクールが終わって帰りがけに知らない女の人が声をかけてきて「すばらしかった。あなたの音楽は好きよ。頑張ってね」といわれた。今もその人の言葉を忘れられないで一生懸命続けて居る。みんなも目標を持ってやると辛いことがあってもその後は楽しいことがある。つぎに、この楽譜を使って演奏したいと思います。ヘンデルのソナタ
M4 ヘンデル:ヴァイオリンソナタ 第2楽章
次にベートーヴェンの話を。後ろに怖い顔の人がいるね。私がさん好意にして尊敬している作曲家です。ベートーヴェンも苦しいことを乗り越えて喜びがあると言うことを実践した人です。絵を描いてきたのでそれでベートーヴェンのお話をしようと思う。
 M ピアノ伴奏付き、ベートーヴェンのお話
ベートーヴェンはたくさんの曲を書いたがすばらしい曲ばかり・・・
次の曲は、春という曲でベートーヴェンの人生が詰まっていると思う。
春というとどんな感じがする?(明るい、チョウチョ、暖かい、花・・・)
春野暖かさをこんな感じで表現している<弾いてみる>でも春にはあらしもある。それはこんな感じ<弾く>。そして最後には喜びが爆発する。
M5 ヴァイオリンソナタ 「春」第1楽章
最後の曲の前に、今度音楽祭があると言うことなので、演奏する前の緊張をどうするかとコツを教えたい。まず練習を充分にする。そうすると自信がつく。自信がつくとあがらない。本番の緊張はなかなか止められない。でもそのどきどきをワクワクに変えると良い。そのためには、失敗を考えないこと。それから、自分が一番楽しいと思って楽しむこと。それがみんなにも伝わっていく。
では最後の曲。これはパガニーニのカプリース。パガニーニは背が高くてとっても上手い人だった。だからこんなことも出来るよ・・と難しい曲を色々と書いた。だからめちゃめちゃに難しい。でも私もドキドキをワクワクにして演奏してみようと思う。
M6 パガニーニ:カプリス20番
私もとても楽しかったです。ありがとう。

先生
お礼の言葉
終了

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