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加藤直明(トロンボーン)、長崎のアウトリーチ [管楽器]

2013年3月7日  
長崎市 仁田小学校 4年生 26人
加藤直明(トロンボーン) 大室晃子((ピアノ)
加藤直明の学校アウトリーチは揺るぎない型を作って(今日は少しづつ変えるにしても)その中で自由に、相手の出方に応じて融通を利かせながら一回一回を楽しんでいくという彼の考え方が表れているようなアウトリーチで、見事でした。またそれを終わったあとできちんと整理して話せる客観性も彼の特徴かな。

P1000660.jpg
呼び込み
大室入場
M1 ボリヴァール<加藤、前奏を外で吹いたあと入場>
おはようございます(おはようございます)
この楽器は・・・知ってる? じゃあみんなで言ってみよう(トロンボーン)と、みんなが知ってるこのピアノで演奏します。
トロンボーンを弾くのは私加藤直明と、ピアノの大室晃子です。
今の曲はイギリス人のクックさんという人が書いたボリヴァールというかっこいい曲。後ろに作曲家が並んでいるけれど(みんな後ろを見る)、そこには居ない。でもたくさんの人が曲を書いています。
次の曲はロマンスという曲。ロマンスというと?思い浮かぶものがあるかな?
私は初恋とかを思い出すけれど、みんなは?(・・・)
ではそんなことを思い浮かべながら聴いてください
M2 ロマンス
ここでトロンボーンのことを話させてください。これは金管楽器という種類。後ろに貼ってあるのはホルン、他にもトランペットとかわかる?(はい)あれも金管楽器。これは音を出す仕組みが共通している。
音は何かが振動している。ブルブル。ギターは弦をはじくと弦が震える。太鼓は皮が振動している。もうひとつみんながもっている楽器(リコーダー?)そうではなくて「声」これも一つの楽器だけれど、のどにてをあててアーって(アー)のどに声帯というのがあってそれが震えてる。では金管はどうやって音になる?震える?(息を入れる)やってみよう。ならない。(管を動かす)やってみる。ならない。実は唇をふるわせます。
では,今日は特別にプロのならすくちびるの音を聴いてもらいましょう。<バジング>(笑う)それをマウスピースに伝える(笑う)ではそれを楽器につけると、こんなにいい音になる。ではスライドは何?(音の高さ)総高さを変える。これがトロンボーンの特徴。このスライドのことがよくわかる曲。
M3 ラッサストロンボーン
次はみんなに吹いてもらいたいけど、その前に、気になっていると思うこの水。これはつばではなく、間の中に息を入れると、ガラスが曇るのと同じで水滴がついて溜まる。溜まると音がするので時々抜かないといけない。きれいとも言えないけれどね。
吹いてもらうと言ってもこのマウスピースだけじゃつまらない。でもこのトロンボーンは一応商売道具なので、別のものを持って来た。ホース、それと漏斗。マウスピースをこれにつけて<音を出す>こんな感じでやってもらいます。
では、吹いてみたい人。(手が上がる)<じゃんけんで決定>
音が出たので一曲やってもらう(えー)この曲知ってるね<幸せなら手をたたこう>
これを幸せなら楽器吹こうにかえて、では一緒に歌ってください。
次はピアノ。でも本名は違う(ぐらんどぴあの?)本名はピアノフォルテという。弱く小さい音をピアノ、大きく強い音をフォルテと言うけれど、それが両方出せる楽器はなかった。これが両方出せると言うことでピアノフォルテという名前になった。この大きさもロング、セミロング、ショートと幾つか種類がある。弾くのはショパンの英雄ポロネーズ。優しい音から強い音いろいろな音が出るので聴いてください
M4 英雄ポロネーズ
すばらしい。気持ちよかったね。
大室さんは何才から始めた?<4才>。弾いていてどんなところが楽しい?<同時にいろいろな音が出せるところかな> 今日気持ちいいと思うのはこの部屋の床が木で出来ていて響きがあるから。コンサートホールの床も木で出来ている。
トロンボーンとピアノの音を聴いてもらったので次はみんなの音を聴かせてくれますか?では準備してください
M5 (生徒) 茶色の小瓶  ※他の学校では旅立ちの日にを合奏。
では最後の曲。スコットランドの釣鐘草という曲。この曲はイギリス北部のスコットランドの民謡をプライヤーというアメリカの作曲家が必要以上に難しくトロンボーン用に書いた曲。やたら難しい。スコットランドと言えばこの長崎には切っても切れない関係の人がいる、誰?(・・・)グラバーさんはスコットランド出身。だから彼はこの曲を懐かしんで板と思う。ではスコットランドの釣鐘草、聴いてください
M6 スコットランドの釣鐘草

先生、お礼の言葉、花束
アンコール  愛の想い

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